上野敬子さん(花器)/植物と陶器

今日は花器について。

数年、手づくり市や陶器市に参戦するようになり、お皿もだいぶ揃ってきて、気に入ったお皿を見つけても、でももうこのタイプのお皿はもってるしな…観賞用に買う気はないし…とお出かけしても退屈な日々を送っていました。

そんな時、当時独身で時間を持て余していて、
習い事したーいとなって(独身彼氏なしあるある?)いろいろ手を出してたんですね。
そのうちの一つ、軽い気持ちで行ったフラワーアレンジメントのワークショップでお花にハマりました。そしてなんとそのワークショップ、花瓶付きだったんです。

そこで気付いてしまったんです。

陶器市で花器買ったらいいやん、と。

というわけで「お花」は私にとって楽しみを2倍に膨らませてくれたわけであります。そして自分の中で花器購入解禁になり、初めて買った花器がこちら、

上野敬子さんの一輪挿し。

口の部分が三角になってるので、その部分で茎が固定できるのでお花の位置を決めやすくなっています。一番小さい白いものはゴルフボールサイズ、大きい方で野球ボールくらいですかね。黒いものは円柱状なのですが、模様がおにぎりみたいで可愛いなーと思って、それが決め手でした。
シンプルな模様でいろいろ種類があって迷ったのをよく覚えてます。

同じものがたくさんあるというよりは、それぞれ模様が違って、
その時の赴くままに模様をつけてる感じがいいなーと思います。

もう一つの穴が空いてるものは上野さんのものではなく、
その穴にお花を刺して器などに入れて剣山がわりに使うものです。

奈良市内の器人器人(きときと)というお店で買いました。
路地裏にある小さな「うつわとざっか」のお店です。

上野さんは京都で作陶されているようで、京都市内で陶展を行ったり、京都や奈良の器のお店で取り扱いされてるようです。最近の情報があまりなかったのですが、器人器人さんではいつも定期的に入荷してるようなので、近くの人はぜひ覗いてみてください。楽しいお店です。

植物と陶器

花器もいろいろありますよね。どうしても陶器市から花器に行ったので、
花器って言ってしまうけど、フラワーベースっていうのかな。

素材はほぼ陶磁器orガラスだと思うんですけど、デザインがなんと言っても多種多様。
お皿と違って作り手的には自由度が高いからこれまた選ぶのが楽しいんです。
口が小さかったり大きかったり、背が高いもの、低いもの。
それぞれで飾れるお花の種類も変わってくるので合わせ方が難しい。

例えばお花の顔の部分が大きいものを小ぶりの背の低い花器に合わせると背の低い花器に合わせると頭でっかちになっちゃたり、丸くて壺のようなものに繊細な草花系のお花入れるのもなんかチグハグな感じがしてしまう。

何かの機会でお花をもらったり買ったりした場合、どの花瓶使おうかな〜って考える時間がすごい楽しいです。まぁそれは料理してお皿選ぶのも一緒なんですけど、もっとじっくり選べる気がします。料理は盛り付けて数時間で撤収しますけど、お花はしばらくそのまま楽しめますからね。

最近は少し落ち着いてきましたが、暑さとコロナ禍でうんざりしますが、家の中にお花を飾って癒しの一つにする案を私は推したい。最近はお花の定期宅配サービスもありますし、ドライフワラーも良く売ってますし。

個人的にはドライフラワー買うなら、生のお花を買って自分でドライにする方が何倍も楽しめていいと思います。ドライに向くお花と向かないお花があるのでそこは要調査ですが。

朽ちてなお美しい」ってまさにドライフラワーをよく表してる。私は決して美の伝道師とかでもなんでもないんですけど、「美しい」って言葉が本当に好きです。理論的には全くわかってない感覚人間ですけど。笑

美しさにも人それぞれ基準があって、自分の美的感覚にぴったりハマった時の快感って最高だと思います。その感覚にハマりやすいのが陶器って感じですかね。そして陶器➕花の最強タッグ。

私の理想は自分の庭に季節の花を植えて、好きな時に好きな花を摘んでいける。で、最近はハーブとか野菜にも手を出してて、それが食卓につながって。かなりローテクなことしてますが、結構楽しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。ヌミチでした。

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