橋本尚美さん/京都五条坂陶器市

大分の器作家の橋本尚美さんのお皿たち。

同じ作家さんのお皿を何種類も持ってるのって結構珍しくて。それほどこの植物モチーフで、もったりと柔らかな質感が、いつ見てもいいなぁと思います。

出会いは京都の五条坂陶器市でした。(陶器市については後半で)

京都の芸大で陶芸を学ばれたそうで、大分出身でありながら、京都でもよく陶器展をされているようです。ちなみに私の憧れの芸大だったので嫉妬ですw

陶器展とは、貸しギャラリーのような場所で、展示と販売を同時に行っています。その作家さんの作品が一同に並ぶので好きな作家さんがやろうものならまず行くべきですね。作家さんが在廊される日もあるので、どんな人か会って見たい、話してみたい方はそういう日を狙って行くのもいいと思います。私はコミュ力ゼロの人見知りヘタレマンなので、あんまりお話ししたことないです。(でも器への愛は陰ながら人知れず送信・・・←どこに)

橋本尚美さんのお皿は、質感やデザインももちろんいいんですが、名前や、オンラインショップなどで使われてる商用の写真がまたいいんですよね。

器の名前は植物や自然の名前が多くて、私が持っているお皿も調べたらこんな感じでした。(ショッピングサイトから拾ったので違ってたらすみません)

  • 中央下の一番大きいお皿→ミナモ
  • 左側の丸いお皿二つ→らせん
  • 一番上のカップ状のもの→カンパニュラ
  • 右側足つきのお皿→yukigumo(似た形の大きいものがこの名前でした)
カンパニュラとか痺れませんかーーー
お花も好きなので嬉しくなってしまう。

カンパニュラはこんなラッパ状のお花です。

京都五条坂陶器市

京都の清水寺の近くに五条坂というところがあり、そこで毎年8月の10日前後に陶器市が開かれてます。通りの両サイドにテントがずらっと並び、ひとつひとつが作家さんなんです。3、4年ほど毎年行きました。

  • 毎年8月上旬の年1回
  • 出店数約400
  • 来場者約40万人
  • 開催時間、例年9時〜22時まで

  • 五条坂は清水焼(=京焼)発祥の地
  • 南側歩道に若手、北側歩道に地元清水焼が並ぶ
  • 提携駐車場はなし、コインパーキング利用
  • 地下鉄の駅から地上に出てすぐ

清水焼とは京焼、京焼=京都で作られた焼き物です。

この陶器市、ありがたいのは同じ作家さんは毎年大体同じ位置で出店してるので見つけやすいんですよね。たくさんの作家さんの名前を覚えるのは大変なので。なんとなく、この辺だったんだよね〜で行けば見つかるというわけです。

ただ8月の京都、なんせ過酷です。そして陶器を買い漁るわけです。重い。汗がヤバイ。近くに気軽に入れる感じのカフェ的なところもそんなにたくさんなくて。

なので行きたいと思った方はしっかり対策をしていってくださいね。陶器を入れても大丈夫な頑丈な鞄と暑さ対策は必須です。

暑さが心配な方は、夕方以降に行くのがおすすめです。私は夜に行ったことはないのですが、お祭りのような雰囲気らしいです。仕事帰りにも行けていいですよね。普通の陶器市って大体早朝〜15時とか16時に撤収が多いイメージなのでこの陶器市の特徴だと思います。

ちなみに橋本さんは私が初めて行った年が最後だったようです。残念。でも何度か京都市内の陶器展には行きました。それで買い集めることができたのですが、機会があれば大分のアトリエにもいつかいってみたいです。白いものだけでなく最近は、メタリックで渋い雰囲気のものも作られてるようです。

今年はコロナで各陶器市も中止が多いようで残念です。オンライン陶器市は開催されてるようですが、手にとって選びたいのが本音ですよね。重さとかサイズ感をネットの画像だけで判断するのは難しいですから。

とはいえ遠方の陶器市のものが手に入るとなるとオンライン陶器市もいいかも知れない・・・。子供が生まれて、陶器市にいくのはいろんな意味でなかなか過酷なので・・・。

ミナモのお皿に剣山を入れて花器として使ってみたり。右の花瓶も橋本尚美さんのものです。たまたまこの花のラインナップがガーリーなので女子感強いですけど、シンプルなのでどんなものも合うと思います。

今日は私が初めて行った陶器市で出会った橋本尚美さんを紹介してみました。

五条坂陶器市は街中で地下鉄の駅から地上に出てすぐのところで開催してるので、比較的行きやすいと思います。気候以外は。

最後まで読んでいただきありがとうございました。ヌミチでした。

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