Table of Contents
絶対不可侵領域
「いつの日か箱」という言葉、ご存知ですか?
同世代で漫画好きな方なら、懐かしい!!と思っていただけるんではないでしょうか。
漫画「あたしンち」で女子高生のみかんが、いつか一人暮らしする日を夢見て、鍋つかみやヤカンなどの自分好みのかわいいアイテムをケースに集めて、たまに開けてはうっとりする。その箱のことを「いつの日か箱」と呼んでいました。(単行本では4巻に収録)
この箱、すご〜く素敵だとおもいませんか。夢と希望でいっぱいというか幸せが凝縮されてるというか。
主婦目線で言うと、これ貰いもので捨てれないんだよね・・・のない世界。控えめに言って最&高だと思うんです。
そしてキッチン雑貨って特に「いつの日か箱」に入りがちですよね。だって実家のキッチンは自分の領域じゃないもの。
だから代わりにその箱に自分の領域を作る。
私の「いつの日か箱」もキッチンアイテムがほとんどでした。
「見る」から「使う」へ
高校生くらいから陶芸を見るのが好きで、当時美術部だったんですけどコンクールで花器とかがあるとかなり静かにテンションあがってました。
ちょっといい料理屋さんとかでごっつい感じのお皿が出てくると、かっこいい…て料理よりお皿に心奪われてました。
私にとって、器(割れ物)ってかなりときめくアイテムだったんです。
でも当時はあくまで鑑賞のみ。たま~に買ったとしても勿体ないし使う気なし。そして「いつの日か箱」の常連に。。
そんな私がガチで買い集め出したのは20代半ばごろです。
当時、家庭環境に変化があって料理する機会が増えました。その頃から実際使うことを想定して買うようになりました。独身だったし、自分で自由に使えるお金があったので。
ちょうど服飾品の買い物に飽きてたのもあったと思います。
気兼ねなくキッチン用品を買えることが本当にうれしくて。選ぶのが楽しかったのをよく覚えています。なんなら結婚した今も楽しい。いつも「今が一番良い」を更新してる。キッチンに居るのが本当に好き。
箱から食器棚へお引っ越し
そんな感じでわたしの「いつの日か箱」の中身はほぼ食器類だったわけです。
実家を出て一人暮らし始めて、家具屋さんで一番最初に食器棚を探しました。結局予算に合わず、買ったのは結婚してからですが。笑
独身時代に買い集めた食器たちは今、自分で選んだ食器棚に並んでます。その食器棚をガラス越しに選んで、実際に使うのが至福です。
スポンサーサイト